約70件の無人管理物件にTHIRD社のAI不動産管理プラットフォーム「管理ロイド」のトライアル導入を開始します
日本管財ホールディングス株式会社のグループ会社である日本管財株式会社は、約70件の無人管理物件※の検針業務と点検業務において、THIRD社のAI搭載クラウド型不動産管理ソフトウェア「管理ロイド」を、2023年8月よりトライアル導入いたします。
※無人管理物件・・・建物に管理人や警備員等を配置していない物件
■導入の背景
従来の検針・点検業務は、電気や水道メーターの数値や、点検結果を現地で記入し、その後再度パソコンで入力するというアナログ的な手法で行われており、作業効率や業務負荷の面で課題が生じていました。そのような課題を背景に、この度「管理ロイド」のトライアル導入を決定いたしました。
■導入による効果
「管理ロイド」とは、従来紙中心で行われてきた点検・検針・清掃の報告書作成業務を、スマホアプリとWebダッシュボードに置き換え、リアルタイムで連動させることで、建物管理業務の効率化及び、遠隔監視を実施できるTHIRD社のAI搭載クラウド型不動産管理ソフトウェアです。検針業務においては、電気や水道メーターを写真で撮影すると、AIがメーターを読み取り、自動でWEBメーター台帳を作成できるようになります。また、点検業務においては、巡回、給排水、空調点検の帳票データのフォーマットをあらかじめ設定し、点検結果をアプリに直接打ち込むだけで、報告書を自動作成することが可能です。
今回のトライアルによって、検針・点検業務に要する業務時間の内、1か月あたり約260時間の削減を見込んでいます。
今後は、トライアルの効果検証を踏まえ、導入対象物件や使用範囲の拡大を行うことで、さらなる業務の効率化及び、お客様への迅速なサービスの提供を行ってまいります。